2222.casa|プロジェクト概要

ABOUT

岩村町(岐阜県恵那市)は、地域で住環境保全に取り組む素晴らしい地域。

 住環境保全型の空き物件対策プロジェクトの「IENOTANE|2222年の文化財」では、3つの取り組みをしていきます。

 

❶実用性ではなくアートとして不動産を考える取り組み

木祖村(長野県木曽郡)では、空き家をギャラリーにした素晴らしいイベントを開催。

 2拠点生活の場、ゲストハウス化、地域コミュニティ化など、人口が減る時代の中、余ってしまう物件を共有していく動きが活発になっています。

 ただ絶対数から考えますと、例えばゲストハウスが増えれば増えるほど観光客の奪い合いになり、地域コミュニティの乱立も利用者の分散による維持コストの負荷が増大します。

 そこで物件を実用性を前提にした不動産としてではなく、アートの造形作品の1種として捉え、活用方法を見出していきたいと考えています。

 

❷中古物件ではなく古美術品としての価値を高める取り組み

玉川温泉(埼玉県比企郡ときがわ町)では、温泉だけではなく、館内がまるで昭和博物館。

 0円や100円の物件はもちろん、プロの不動産の取り引きでは、マイナス(お金を払って引き取ってもらう)になることも珍しくはありません。

 高額な不動産だから驚かれることも多いのですが、自動車や電化製品やスマートフォンなどが、買った時は高くても売る時は安かったり、処分費がかかるのと同じように考えることができます。

 一方で、昔のパソコンやゲーム機に驚くような美術品としての価格がつくことがあるように、空き家も適切に保全をしていくことで、将来的に美術品としての価格にできるのではないかと考えています。

 

❸個人ではなく財団として物件の維持や管理をしていく取り組み

足立美術館(島根県安来市)は財団としての素晴らしい維持管理のお手本。

 例えば歴代の有名作家の作品を個人で収集される方も多いですが、一方で個人が収集した美術品を管理する法人を設立して、人間の寿命を超えて活動や理念が引き継がれています。

 高度化する社会の中、現在の空き家の全てがそうなるべきではなく、解体して次代に即したものになるべきだと思いますが、一方で日常的な空き家をその時代の文化の象徴として、後世に伝えていく必要はあると思います。

 そこで、自らがIENOTANE|KABOO‘s Homeのプロジェクトを進めつつ、共感される皆様と共に、「大衆文化の作品としての物件」を後世に継いでいくための財団の設立を目指しています。

新-NIITO-人|ちよダンナより

 長年、東京に住んでいると周りの家が取り壊されて「お洒落な建物」になっていくのを見て、もったいないなぁ…と思ったりすることがあります。

 もちろん、住むとなったら新しい快適な環境である方が良いのは言うまでもないのですが、街並みを見ると日本らしさが無いと言うか、その土地らしさが無いと言うか、そんな感じです。

 今でも残っている江戸時代の建物が価値があるのなら、たぶん昭和の建物だって数百年後には価値が出るのは間違いないはずです。

 だったら、もはや住んだり商売したり…と言う物件の実用性ではなく、アートや美術品として、保全と継承の仕組みを作っていきたいと考えてます。

 なお、JBA|NPOでオンラインを通じて「住環境保全型の空き家対策の取り組み」を市民の皆様に情報提供する活動(IENOTANE)を、新-NIITO-人プロジェクト側で「2222.CASA(2222年の文化財登録を目指す家のグループ)」の運営を、それぞれ行います。

 また、理想の保全方法が「使いながら後世に継承できること」なのは言うまでもありませんので、今後の活動を通じて皆様と色々と考えたいと思います。

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